文化経済学会<日本>2024年度秋の講演会
本研究会が企画を担当し、「伝統工芸の未来に向けた新たな政策」をテーマに実施しました。
2024年11⽉17⽇(⽇)
第⼀部︓13:00〜14:50 登壇者発表
第⼆部︓15:00〜16:30 ディスカッション
京都橘⼤学啓成館G102教室
会場定員100名
/zoom参加可(90名)
参加費無料・要申し込み
【登壇者】
山口徳彦⽒(経済産業省⽂化創造産業課伝統的⼯芸品産業室)
秋⼭祐貴⼦⽒(輪島塗職⼈)
「地震発⽣以降のあゆみと地域課題」
加茂勝康⽒(タケフナイフビレッジ協同組合/加茂刃物製作所)
「⽣き残りをかけた職⼈の挑戦」
安嶋是晴⽒(富⼭⼤学)
「伝統産業における産業観光の可能性」
中澤義晴⽒(⽇本貿易振興機構(JETRO) デジタルマーケティング部)
「JETROの⼯芸品・伝統産品の海外展開⽀援」
コーディネーター後藤和⼦(摂南⼤学)、⾼島知佐⼦(静岡⽂化芸術⼤学)
文化経済学会〈日本〉2024年度研究大会
会員企画セッション「産業としての伝統工芸の海外展開」
・伝統工芸の海外展開の歴史と現在の動向 高島知佐子(静岡文化芸術大学)
・海外展開における知的財産権、デザイナー、地域商社の役割 後藤和子(摂南大学)
・陶磁器生産集落の構造と展望~名古屋圏の産地を事例として~ 古池嘉和(名古屋学院大学)
・ディスカッション
コメント:奥山雅之(明治大学)、馬場武(鹿児島大学)
第3回研究会
2024年4月14日
対面開催(明治大学リバティタワー1075教室)+オンライン
「伝統文化の神髄を支えるには:Who &How?」
発表者:近藤誠一氏(一般社団法人TAKUMI Art du Japon)
https://www.takumi-artdujapon.jp/
元文化庁長官で、(一社)TAKUMI Art du Japon代表理事である近藤誠一氏より、日本の伝統工芸の神髄と魅力、社会的価値等を、日本の自然観や精神性をもとにお話いただきました。また、そのような価値を持つ伝統工芸が産業として持続可能な営みとなるためには、日本の伝統工芸を、現在の世界を覆う文明の負の部分の解決に役立つ存在に位置付けるマクロ的アプローチが必要であること、「短期成果主義」「数値主義」から脱するリベラルアーツの精神が必要であることが語られました。
大きな視点から現代社会における伝統工芸の価値・意義を捉える発話を受けて、参加者で活発な討論が行われました。
第2回研究会
2024年1月31日
オンライン開催
「輪島漆器産地の過去・現在・未来」
発表者:安嶋 是晴 氏(富山大学)
第1回研究会
2023年10月26日
オンライン開催
研究会メンバーの顔合わせ